半期決算をはじめてやるなら知っておきたいこと

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※カフェにて – by iPhone( f 1.4 ISO 100)

3月決算であれば、あと2週間ほどで半年が経過します。

日々の経理をご自身で対応しているのであれば、その半期で仮の決算をやってみましょう。
半期分の入力ができていれば、残り半期分の予測も見えてきます。

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目次

月次推移表を活かす

期首から半年が過ぎたあたりで見ておきたいのは、損益計算書の推移表です。

freee会計では、月次推移の「損益計算書(月次)」から見ることができ、

マネーフォワードでも、「推移表」から見ることができますが、「半期」タブから

ダイレクトに見にいくこともできます。

名前は微妙に違いますが、半期分の経理入力の結果を推移表で見ることができれば、大きなミスがないかどうかは、ざっくりとチェックはできます。

たとえば、

・売上高:多い月(または少ない月)の要因に思い当たる節はあるか?
・支払手数料や通信費:毎月でほぼ同額になっているか?
・支払家賃・地代:毎月同額になっているか?
・減価償却費:毎月同額になっているか?
・支払利息:借入元金の減少と相まって少しずつ減少しているか?
・ある特定の月にだけ発生している勘定科目に間違いはないか?
・営業利益:売上の増加以上に費用が多額に発生している月がないか?

といったことは、仕訳帳の1つ1つをチェックする前にやっておくと、「木を見て森を見ず」とはならずにすみます。

ただ、推移表の数字だけを見ていてもわかりにくいですから、グラフで見ておくのがおすすめです。

ちなみに、マネーフォワードやfreeeでもグラフで見れるレポート機能がありますが、わたしは、これがどうにも扱いにくく、この機能は使っていません。

推移表をダウンロードしてExcelにコピペすればグラフにできるようにしておくのがおすすめです。

Excelを活かす

半期決算をやるのであれば、利益の精度も、それなりに気にしておきたいものです。

というのも、下期を終えた本決算のときに、突然、多額の経費が出現して、蓋を開けてみると結果、利益がほとんど残らなかったという事態もあり得るからです。

たとえば、消費税の経理方法もその1つです。

2割特例や簡易課税を選択している法人では、シンプルな税込経理をおすすめしています。

ただ、この税込経理の場合だと、税金を支払ったときに租税公課で処理することもできるので、そのままだと、消費税を支払うまで経理処理が反映されずに利益もはっきりしないことになります。

なので、租税公課を未払消費税(負債)として経理するのをおすすめしています。そうすると、支払いを待たなくても利益に反映することができます。

そうして、半期決算の利益にも、この租税公課を反映させることができます。
実際の金額はもちろんこの時点ではわかりませんので、反映させるのは見込みの金額です。

未反映の利益を見るよりはるかに精度は高くなります。

では、その見込み額をどう計算すればよいのか?ですが、Excelで計算しましょう。

たとえば、このExcelの2割特例を使う場合は、支払い見込みの20万円(簡易課税なら50万円)を未払消費税で経理に反映させておきましょう。これで半期決算の利益から、この租税公課を天引きしておくことができます(ここでは、保守的に20万円全額にしていますが、1/2を乗じた半期分でも問題ありません)。

見込みの20万円を支払い前に利益からマイナスしておくことで、納税資金に手をつけない意識にもなれるはずです。

ちなみに法人で2割特例が使えるのは、2026年9月30日が属する年度ですから、3月決算の場合だと、今の進行年度(2027年3月31日)までなので注意しましょう。

残りの半期(下期)分の見込みを入れる

半期決算をやっておくことのもう1つのメリットは、本決算の見込みの精度をもう1段階上げられることです。

見込みの半分は、確定した半期分の実績ですから、残り半分の見込みもたてやすくなっているはずです。

前述の推移表を会計ソフトからエクスポートして、Excelの新規ブックにコピペして、残り半期分の勘定科目別・月別の見込み額を入れていきましょう。

見込みがむずかしければ、前年同月の実績か、直前の月の実績をCtrl +R(Macの場合:⌘Command+ R)でコピペしても大丈夫です。

物価動向などを反映したほうがよい科目であれば、前月分を使ったほうが、より精度が上がります。

そのほか、残りの半期の間で予定している多額の取引や、新しい取引などがあれば、わかる範囲で見込みに反映させておきましょう。

そうすれば、残りの半期(下期)分の見込みを加えた決算見込が出せるはずです。

会計ソフト単体ではこうしたことをやるにも限界がありますが、Excelを組み合わせればやりようはあります。前提や条件を伝えればAIに頼んでもいいでしょう。

ただ、AIに任せるといっても、できあがった半期決算と決算見込みを最終的に見て判断するのは自分自身(人間)です。

その判断も、自分で経理をしているからこそやりやすくなるものです。

半期決算とセットで決算の見込みの精度も高めていきましょう。


■編集後記
昨日は朝タスクと家事、
クルマで移動して土地の視察、打ち合わせなど
夜は仕事部屋の整理など

■昨日の1日1新
・とある土地の視察と打ち合わせ

■息子(12歳)
夜の寝る前までの20分、映画を見ることに
映画1本まるまるだと、夜遅くなってしまうので。
少しずつ短く区切れば、平日でも映画を楽しめるのでいいかなぁと
(きのうの給食 689kcal:ごはん、きりぼし大根のスープ、豆腐のカレー煮、アスパラの和風サラダ)


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