先日、はじめてロールパンづくりを体験しました(息子と)。
お金で解決できることも増えた時代、だからこそ時間はかかりますが「つくる」楽しみは大事にしていきたいところです。
お金で時間を買える時代
情報もサービスもあらゆるモノが溢れている時代。
物価高などもありますが、お金で解決できることも多い時代です。
モノやサービスにお金を払えば、
・自分がやらなくても代わりにやってももらえる
・最新の道具を使うことで早く仕上げられる
・ういた時間でほかのことができる
というのは確かにメリットと言えるでしょう。
ただ、あえて時間をかけて「つくる」ことで、楽しい気持ちになれますし、新しい発見や気づきがあります。
趣味の1つで料理をたまにやっているのも、「つくる」ことの楽しみ、何かしら発見できるところが楽しいからです。
「つくる仕事」を大事にしている理由
冒頭の写真は、先日、息子とロールパンをつくったときの1コマ(リベンジの2回目)。
出来上がりはこんな感じに。
作り方の流れ、必要な材料は複数のレシピ下調べしつつ。
午前の10時頃からはじめて夕方(18時くらい)までかかりました。
時間はかかりましたが、やはり時間をかけて「つくる」と、経験値を積めますし、じぶんの中に残ります。
そして、何より楽しいです。
仕事でも同じことが言えます。
たとえ時間がかかったとしても、「つくる」仕事は、じぶんの財産としても残るものです。
・メニューをつくる
・真っ白なExcelから資料やデータをつくる
・お客様にお見せする資料にひと手間ふた手間を加えてつくる
・Excelマクロを書いて試してみる
・パワポでスライドをつくる
・WordPressを使ってホームページやブログをつくる
・じぶんの体験、考え方を添えてブログを書く
・じぶんで撮った写真をPhotoshopで加工する
といったことが、現状の「つくる」に分類される仕事です。
それに「つくる」仕事には、ひと手間やこだわりを出すこともできます。
時間はかかりますが、どこに手間暇をかけたいか、どうすればもっと伝わりやすくなるかなど考えるのも楽しいですし、じぶんの個性(特徴)が出るところ言えるでしょう。
お金をかけて外注すれば、確かに他のことに時間を使えるのでしょうけど、結果、じぶんのイメージとギャップがないとは限りません。
それに、じぶんで「つくる」過程を味わうからこそ、そのやり方を教えることもできます(失敗談を含めて)。
最初は時間がかかって非効率に思えても、相対的に考えるとそうとも言えない、むしろメリットの方が大きいとも言えます。
非効率な「つくる」を受け入れる前提
売上のことばかりを考えてしまうと「つくる」仕事は減らしていった方がいいという考え方もあるでしょう。
「つくる」ことに時間をかけすぎると、人件費(時間あたりコスト)は増えますし、数はこなせませんから売上にも影響しかねません。
とくに、わたしのようなひとり仕事にとって時間は生命線。非効率な仕事をできるだけ減らしておくというのは1つのセオリーとも。
ただ、「つくる」という体験で得られることには、かけがえのないものがあります。
やはり、過去を振り返ってみると、知識やスキル、それに考え方の土台になっていることは「つくる」過程に時間をかけたことだらけです。
お金で時間を買うというような言葉もある時代だからこそ、あえて時間をかける仕事は大事にしていきたいものです。
■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは会計士業を中心に。息子の学校に送りはいつものように車で行くと、通学路は除雪作業中でした。学校周りを優先して除雪してくれるのはとてもありがたいことです(何度か迂回して警備員の方と事情を説明してといろいろありましたが)。
■息子(10歳)
同じ教室のお友達が「雪だるまつくったんだよ」と。体育の授業は休ませているのですが、その時つくったようです。写真を見せてもらいつつ。150cmくらいデッカイ雪だるまでした。「顔がないよ」とツッコミいれてましたが…。
■昨日の1日1新
・タリーズモバイルオーダー
・とんかつ和幸