※世界児童画展にて – by iPhone
子供のころから図工や絵を描くことが好きで、今でも美術展にたまに出かけています。
先日、世界児童画展を見に行って、仕事との共通点を感じることがありました。
「作る」と「造る」の違いについて考えてみました。
絵を描き始めた最初の頃は「型」の大切さを教わった
小学生の頃は図工、中学、高校は美術の授業が割と好きな方でした。
小学校の頃は、水彩画で北海道絵画展(小学生の部)で賞をもらったこともありました(テーマは愛鳥週間のポスターだった記憶がありますが)。
小学2年のときの担任の先生が授業で言っていた絵を描くときの話を今でも覚えています。
・細かい描写はあと、最初は全体の構図を意識すること
・鉛筆でうすく大・小の〇(マル)を描いて構図をイメージすること
・とにかく大きく描くこと
もちろん、小学生相手の授業ですから、言葉遣いはわかりやすくてとてもシンプルなものでした。
冒頭の写真は、先日行った世界児童展。そのときに思い出しました。

イタリア、ドイツ、ルーマニア、バングラディシュ、中国、インドなどなど、世界の小学生~中学生の作品を見ていると、絵にもそれぞれの国の世界観がなんとなく伝わってきました。
内閣総理大臣賞の絵は兵庫県の中学2年の作品で、長く続く通路と光に包まれた空間を描いた世界観にはとても興味がわきました。
細かいところを上手に描けることももちろん絵を描くうえでは大切なことかもしれません。
ただ、それ以上にどういう世界観を描きたいのかは、大切だなと感じました。
足を止めて近寄りたくなる作品は、そのスケール感が伝わってくることがほとんどです。細かい描写は近づかないと見ることもできません。
会計士業・税理士業の仕事と「大きく描く」の共通点
会計士や税理士の仕事で絵画展のような芸術性や作品づくりのような世界観とは、縁遠いものです。
決算書や申告書を仕上げる仕事は、どちらかというと「作る」の属性ですから、芸術の「造る」とは別の世界です。
ただ、月次や決算の数字を使って状況をまとめ、レポートを工夫して表現するような仕事は、「作る」より「造る」に近いイメージです。
・フォントを工夫する(種類・サイズ)
・色分けを工夫する ・文字数を工夫する
・箇条書き
・写真や図で工夫する
などを組み合わせれば、誰がやっても同じ仕事とはならず、自分の色を添えることもできます。
絵を描くときのように、まずは大きく描くこと。
構図を決め、色づかいを考え、細かい描写はあとで調整ということができれば、それは自分にとっては「作品」です。
作品の良し悪しについて考えるなら、その作品といえるものを「造る」意識は大切にしたいものです。その代わり「作る」ことはAIにお願いして「造る」に時間を向けたいものです。
「作る」と「造る」
世界児童画展に出品されている絵は、どれもその子供たち自身が、自分の目で見たり、感じたことのイメージを鉛筆や絵の具を使って描写したものばかりでした。
中国のお子さん(10歳)の絵は、家族でドラゴンに乗って旅している様子が描かれていました(どことなく、ドラゴンボールの神龍にも見えました)。
思い描いたことでも、目に見える形として出してもらえたおかげで、私もそのイメージに触れることができたとも言えます。
ミスのない決算書や税金の申告書は、誰が作っても同じように見えますし、「作品」とは言えません。
あくまで、国のルール上、必要だからという理由で作っているだけのものです。
ただ、その前後の過程には、「作品を造る」に近い世界観も味わうことができます。
こう考えると、ストーリー通りにプレイして、最短でクリアして満足できてしまうRPGゲームもいいのですが、わたしが好きな「ファイナル・ファンタジーⅫ THE ZODIAC AGE」は、自由度が高いその世界観が、プレイしていても「造る」イメージに近く、2年近くも楽しめているのかもしれません。
同じ「ファイナル・ファンタジーⅫ THE ZODIAC AGE」というゲームでも、どういうプロセスで進めていくかによって、「作る」のか「造る」のかに違いがでてきます。
「作る」はルールや効率に沿ってこなすこと。「造る」は世界観や意図を持って仕上げること。
仕事でも、後者の意識を持てるかどうかで、同じ成果物でも違いをつくることはできます。そのために、後者の意識を持てる仕事は増やし、そうでない仕事は減らしていくことは目指しておきたいことです。
会計士業や税理士業、独立のサポートでも、その楽しみを感じられる方向性を目指していきたいところです。
■編集後記
昨日は朝タスクと朝家事のあとは
外出して会計士業、
夕方はカフェで打ち合わせを
暖かかったのでテラス席で
ほぼ貸し切り状態で快適でした
また利用しようかなと(札幌中心部からはけっこう離れてますが)
■昨日の1日1新
・とあるカフェのテラス席
■息子(12歳)
昨日は学校、夕方は訪問リハビリでした
来月は学校のイベントがあるようで
時間とタスク管理の出来が問われる場面になりそうな予感も…

