会社を設立したひとり社長、独立したフリーランスであれば、経理をやる必要があります。
事業を続けていく以上、ずっとついて回るのが数字です。
その数字を見れるようになるためにも、経理のスキルは身につけていきましょう。
じぶんの経理をどうするか
ひとりで独立して会社を設立するひとり社長、個人事業でスタートするフリーランス。
カタチは違えど、独立すれば税金の申告をじぶんでやらなければなりません。
勤務していたときであれば、会社が計算してくれて、給料も勝手に振り込まれていたわけですが、ひとりで独立したからには、そうもいきません。
じぶんで行動しなければ、何も動きだしません。
では、独立してからの経理をどうするか。
選択肢は至ってシンプルです。
・お金を払ってでもやってもらう
・時間はかかるけどじぶんでやる
の2択です。
やってもらうのであれば、お金をかけなければなりません(月謝のように安いところも中にはありますが・・)。
じぶんでやるにしても、「すぐできる」「カンタン」というものでもありませんが、できるようにもなるものです。
じぶんの数字だからこそ、じぶんで数字が見れる、じぶんで経理ができるようになることをおすすめしています。
経理は2の次、3の次?
じぶんで経理すると言っても、
・「経理になんて時間はさけない」
・「経理は後回しでやればいい」
と思われるかもしれません。
たしかに、経理を大きな塊(かたまり)だとすれば、それなりの時間は必要でしょう。
目の前の仕事に集中して、経理を二の次、三の次に考えてしまうのも理解できます。
ただ、それは溜まったレシート、伝票を一気にやろうしているからではないでしょうか。
溜めればそれはタイヘンです。わたしも後回しにしちゃうでしょうし。
では、経理を小さな小さな細切れだとすればどうでしょう。
昨日の分のレシートだけというように、一気にやろうとしないで、毎日少しづつやる。
であれば、それほど時間はかからないはずです。
30分か15分か。慣れてくれば5分くらいでもできるようにもなるはずです。
たしかに、はじめは時間がかかります。
ただ、それは何も経理に限った話ではないはずです。
ジョギングでもゲームでも、最初は時間がかかっても日々やっていくことで、だんだんとこなせるようにもなります。それと同じです。
しかも、じぶんの事業、自分が行った取引わけですから、他の誰よりもわかっているはずです。
毎月同じ取引も出てくるでしょうし、パターンもそこまで多くはならないでしょう。
であればこそ、じぶんの数字はじぶんで経理できるようになるものとわたしは考えています。
最初のうちに慣れておく
経理をじぶんでやろうと思ったら、まず考えたいのは、その仕組みをつくることからです。
仕組みといっても、何もこむずかしく考える必要はありません。
・「入力」という作業をなるべくやらない
そのための準備。くらいに思っておいていいかと(とくに最初は)。
・クラウド会計ソフト
・データ連携
・インポート
おおきく言ってしまえばこの3つです。
クラウド会計ソフトにイチから入力するのはタイヘンですし、時間もかかります。
預金口座やクレジットカードなど、取引データを連携できるものは連携しておけばイチから入力しなくて済みます。
クラウド会計で連携できない取引もExcelでインポートできるように工夫することはできます。
会計ソフトの項目を入力することは、むしろやってはいけません。
クラウド会計ソフトの設定、仕組みを工夫することで、入力という作業を減らすことはできます。
その仕組みも、取引が少なめな最初のうちにやっておくのがおすすめです。
独立して仕事を続けていく限り、経理とは縁が切れません。
じぶんの数字とは、どんなときでもずっと付き合っていくものですから、じぶんで経理して、じぶんのタイミングで数字を見れたほうがいいわけです。
そのスキルは今後もずっと使えるものです。
会社が今後大きくなって、仮に次のステップに進むともなれば尚のことです。
というわけで、「経理をどうしようか」の参考にしていただければ。
■編集後記
昨日はオフ。朝のタスク、ブログ執筆、セミナー受講など。午後は子どもとカーヴィーのゲーム(SWICH)を。
■息子(9歳)
入院43日目(うち外泊13日間)。
朝自宅から病院に戻り、ギブス巻き直しをして退院できました。
入院中の付き添いで知り合った親友の方、主治医の先生や看護師さんに挨拶を。息子もあいさつできました。
退院手続中、退屈だったのか公衆電話に興味深々。
電話代(10円)をあげると「パパのケータイに電話かけるね、番号教えて、あっち行ってて」と。
なんとか2回の通話で納まりました。
■昨日の1日1新
・Canon EOS RP