※「お酒」のイメージ by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/1000 ISO 100)
独立後、お酒を飲まなくなりました。
飲まなくなってからのほうが、「人間関係」の「関係」を、より考えるようにも。
お酒をやめてからの人間関係について、わたしなりの考えを書いてみました。
「親睦を深める席」にお酒はつきもの
お酒の席というのは、人間関係をつくっていくうえでも大事なイベントとも言われていますが、独立後、ほどなくしてお酒を飲むのをやめました。
理由はあれこれとあるのですが、もともと体質に合っていなかったというのが主な理由です。
それでも、それまでの約20年はお酒を飲んでいました。
忘年会、気の合う知人や同僚との飲み会は楽しいものですし、そこにお酒のチカラがあったのは否定できない事実です。
とはいえ、お酒そのものが合うかというのはまた別の話。そこにわたし自身の問題がありました。
お酒がそれほど得意ではなかったわけです。
日本酒は、ご当地ならではの地酒、種類もたくさんあって奥が深い世界ですし、興味をもった時期も正直ありました。
ただ、おいしいを感じられるのはほんのわずか。それを過ぎるとおいしいと感じません。ワインに至っては、飲んだ直後に頭痛です。
かろうじてビールだけは多少飲めてはいましたが、それでも1杯も飲めば「う、美味しくない…」となってました。
それでも、気の合う人との会話は楽しいので、勤務時代は誘われれば基本飲み会には行っていました。
お酒の席で交流を深めることができる、距離を縮めることができるとも言われています。
たしかに、お酒が入ることで会話がはずみ、お互いの距離を近くすることはできるかもしれません。
ただ、翌日になると、「昨日のあれは何だったの??」というように、元に戻っているということもあり、今振り返ってみると、お酒の席だからといって親睦が深まるとは限らないとは感じているところです。
で、お酒をほぼ飲まなくなった今、お酒の席は激減しているわけですが、だからといって人間関係が希薄か?といえばそんなこともありません。
お酒がないならないなりに、よい人間関係を築くことはできていると感じています。
お酒を飲まなくなってからの人間関係
独立後もそれなりにお酒の場というのはあります。
ただ、以前のように「最初の1杯くらいは…」とムリに飲むことはなくなりました。
お酒を飲んでも飲まなくても、人間関係というのは変わらないと気づいたからです。
お酒と人間関係は、つながるようで実際はそういうわけでもありません。
事実、先日も同業の方やお客様とお酒の席でご一緒することがありましたが、1滴も飲まないわたしに対してどうこうというのはありませんでした。
「飲まなくたっていいですよ、気にしないでね」などと言っていただけています。
お酒のチカラで意気投合できたとしても、しらふの場面だとどうなのか?という問題はあるでしょう。
そもそもお酒がないとオープンに意思疎通できないというのなら、そこまでの関係性だとも言えます。
よい人間関係、望んでいる関係性というのを築いているかどうかは、お酒なしでも語れることです。
独立後、周りに合わせてムリにお酒を飲まなくても気になりなくなりました。
お酒に頼らない人間関係を整えていく
お酒を飲まなくなってからも、いい人間関係は築いていけます。
それにはお酒を飲む人と席をご一緒するときに、その人が「お酒じゃない飲み物」を自然に受け流してくれていることが前提にあります。
逆の立場を想像してみてもそうです。
わたしがお酒を飲める側だったとして、お酒が飲めない相手方に、ムリに合わせるようなことはしてほしくありません。
人間関係と呼べる”関係”といえるためには、どちら一方でも気を遣いすぎて相手に合わせる必要性を感じさせない関係だと思うのです。
実際、わたしがカルピスやジンジャーエールばかり飲んでいたとしても、飲む方は気にせずに日本酒やビールを飲まれています。それでお互い気を遣いすぎるということもありません(たぶん…)。
お酒を飲まなくなってから会食などで夕食をご一緒した方とも、お互いに飲みたいものを飲み、食べたいものを食べつつ、本音で会話を楽しめました。その方は好きな日本酒を、わたしは食べてみたい料理を。
このブログなどの発信はムリなく自然体。出せる範囲の本音の部分は出しているつもりです。
日々じぶんの本音と向き合うことができているからこそ、お酒に頼らずとも本音で会話ができる人間関係は築きやすくなったと感じています。
お酒に頼らずとも自然体で接することができる、そんな今のような人間関係を大事にしていきたいところです。
■編集後記
昨日は朝のタスクや習慣のほかはオフ。
夜からの悪天候に備えて買い物などを済ませました。
息子からリクエストのあった「すまない先生」のアイロンビーズ制作も。アイロンに失敗しましたが、3回目でなんとか完成です。
■昨日の1日1新
・草大福(水車)
・Wilkinson フルーティーマスカット
■息子(11歳)
ハマりつづけている「Gaden Of BanBan」も、昨日はいったん離れて、違う遊びを。
マイクラの「すまない先生」をアイロンビーズでパパがつくると、失敗していたようで教えてもらいながらなんとか。

