独立後の経理、どこまでを自分でやるか。役割分担を考える

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※アイス抹茶を堪能しつつ – by Canon RP(RF35mm f 2.2 1/1100 ISO 100)

独立するとき、経理に馴染みがないという方は珍しいことではなく、むしろ多いものです。

ただ、独立前の会社員時代は、直接、経理の仕事でなくても、経理と関わったことがある方もいらっしゃるかと。

独立後、ご自身で経理をやることになりますが、その経験を活かしたいものです。

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経理部でなくても、経理と関わった経験はある

独立前に経理をやってこなかったという人もいらっしゃるでしょう。

それでも、経理部とやりとりする資料を、ご自身でつくっていたことはあるかと。

わたしも建築業界の会社員だった頃は、まさにそうでした。

交通費の精算書や経費のレシートは台紙に貼って経理の人に出していました。

中には、経理部でなくても、経理の規程を見たり、台帳のような管理資料をつくっていたという人もいらっしゃるかもしれません。

業種によっては、在庫管理や棚卸要員に駆り出された経験もあるかもしれません。

こういうことは、簿記を知らなくてもできていたはずです。

こうしたお金やモノに関する情報の事務処理ができれば、簿記の知識がなくても、そこから先は税理士に頼む選択もできます。

ご自身がこういうケースにあてはまるのなら、税理士には、経理部の役割を外注するイメージをもっていただければよいかと。

税理士側では、お預かりした情報をもとに、年1回の決算書と申告書に必要な資料はつくります。

とはいえ、とくにお役に立ちたいのは、毎月の数字をもとにした月次の業績報告を、次の行動に活かしてもらうことです。

簿記は知らなくてもいい

といっても、月次の業績を毎月把握するには、前述のような事務処理は毎月、ご自身でやっていただく必要があります。

税理士側で数字をまとめようにも、判断ができないとできませんので。この分の売上は、どの請求書によるものなのか、この入金はどの請求に対するものなのか、この支払いは経費なのか、といったことは、経理部や税理士は現場の事情を知らないので判断できません。当事者であるご自身で整理していただく必要があります。

税金のため、申告は義務だから、というのではなく、ご自身の活動に必要な資料を、経理にも使える形で整えてもらえれば、翌月の上旬には前月の数字を把握してもらえます。

大企業では、こういったことをお金をかけて人を雇い、やっています。毎月の業績報告や役員会で戦略に活かすためです。

スモールビジネスのメリットは、判断してすぐに行動に移せること。であれば、大企業でないとしても、やることは同じく大事です。

だからこそ、知識が必要なところだけ、経理の人か税理士にお任せするのもひとつの方法です。

自分で「会計ソフトに入力する」なら、数字のチェックまで

もちろん、ご自身で経理部も担っていく道もあります。

ご自身で整理された情報をもとに、その先の会計ソフトへの入力や数字の整理もご自身で対応していく道です。

そうすれば、人件費や外注費をかけずにできます。

その代わり、ご自身でも簿記の知識はある程度は必要になります。

簿記初級や3級の教材で勉強するのも入口のひとつの方法ですが、おすすめは、決算書のつくり方を学んでおくことです。

そうして実際にご自身で会計ソフトに入力した結果が正しいのかどうかをチェックできるようになると、自分の数字を使って応用を利かせることもできます。

損益計算書の月別推移を眺めてみて、おかしな増減がないかどうか。

家賃など、毎月同額に発生するはずの経費なのに、おかしな変動がないかどうか。

チェックの方法にも、いくつかセオリーはありますが、原則は比較することが大事です。

前年同月を比べてみる、単月の数字同士で並べてみる、累計で比べてみる、などなど。

ご自身の肌感覚と、その数字が合っているかを見てみましょう。

比較する以外では、貸借対照表の月末の残高が、裏付けとなる資料と合っているかどうか、照合することです。

預金なら通帳やネットバンクの残高、売掛金なら未回収の金額、未払金なら未払いの金額と合っているかをチェックします。

減価償却する資産を買ったなら、資産(貸借対照表)にする金額や償却方法(耐用年数など)の設定に間違いがないかといったことも必要です。

ここの設定に間違いがあると、節税のためにどれだけ大きな買い物をしても本末転倒です。

もちろん、こうしたチェックは税理士側でもやりますが、ご自身でできることが理想です。

こうしたやり方をレクチャーすることも税理士側としてお伝えはしています。

現場の隅々のことは知りえない税理士、それを知っているご自身。それぞれの立場でチカラを合わせて、月次の数字の精度を高めていけることが一番です。

経理をどこまでご自身でやり、どこから税理士にお任せするか。会社員時代の経験を振り返ると、その線引きがしやすくなるかもしれません。

毎月の数字を、次の行動に活かせる形にしていきましょう。役割分担の考え方からご相談いただくのも、ひとつの方法です。


■編集後記
昨日は会計士業、打ち合わせなど
前日からうって変わって晴れて暖かい日でした(10℃ほどですが)
夜はバイオハザード Re:4を
昔オリジナル版の経験はあるのですが、操作方法から覚え直しです…

■昨日の1日1新
・バイオハザード Re:4

■息子(12歳)
YouTubeの視聴用にFireHDのタブレットを使っています
音量が大きいのでイヤホンも
Anker、骨伝導タイプのものです
それでも音量が大きめで耳によくはないよなぁと
ひとまず親から言い聞かせて意識してもらうしかないのかなと
今のところ変化なしですが…
(きのうの給食 662kcal:さつまいもごはん、きのこのかじき汁、まつかぜ焼き、切り干し大根のソース炒め)


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