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独立するときに、簿記を知っていると、ちょっとしたアドバンテージにはなります。
ただ、簿記を知らなくても独立はできます(簿記を知らなきゃいけない、なんてルールはありませんから)。
独立してから、なるべく効率よく簿記を学ぶなら、ゴールからスタートしてみましょう。
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簿記のゴールとは?
その前に、まず簿記とは何か、です。
簿記とは、決算書をつくるための考え方です。
決算書は総称で、〇〇書や〇〇表というタイトルのものが複数あります。
とりあえず貸借対照表と損益計算書の2つあると思っておけばいいでしょう。
こういったものです。


見慣れない用語がたくさんあるかもしれませんが、こうした基本要領も出ていますので、ざっと目を通しておくと、決算書に対するイメージが変わるかもしれません(⇒「中小企業の会計に関する基本要領.pdf」)。
貸借対照表には、どんなことを書くのか、損益計算書は、どんな流れで利益を出しているのかを、まずはゴールのイメージをつかむために、ザっと見てみましょう。
貸借対照表のことを「BS(ビーエス)」といい、損益計算書のことを「PL(ピーエル)」と呼ぶことが多いので、覚えておくと楽になります。
「そんえきけいさんしょ」と言うより「ピーエル」のほうが言いやすくなるものです(慣れるまでは呪文のようにつぶやいてみることもおすすめです)。
貸借対照表(BS)に書くこと
BSは、決算日(個人なら12月31日)時点に持っている財産などをまとめる表です。
ポイントは表の中で3つ(資産、負債、純資産)に分類することです 。
預金や不動産(土地・建物)のような財産は資産、借入金のように払う予定のあるものは負債、純資産はその差額、というように分類します。
資産は左側、負債と純資産は右側というのが、BSの位置関係です。
簿記の仕訳でも、この位置関係は同じです。
資産が増えたなら、左側に書く、負債が増えたなら右側に書く(減る場合は左右逆に書く)というように。
BSでややこしいのは、売掛金のように、お金を請求できる権利(入金はこれから)も資産に含める点です。同じように、未払いの債務(未払金など)も負債に含めます。
その意味で、BSに書く対象は、家計簿の財産よりも広いです。
このBSを決算日がくるごとに毎年つくります。
BSでは、3つの分類と、それぞれの位置関係(右か左か)を覚えましょう。
(こちら↓も参考にしてみていただければ)

損益計算書(PL)に書くこと
BSは決算日時点の資産と負債、純資産を左右でまとめた表でした。
自分(事業をやっているご自身)としては、お金がいくらあるのかはわかりますから、BSがあればいいとも言えます。前年のBSと並べてみて、純資産が増えていれば、事業の方向性に間違いはないということはわかりますから。
ただ、それだけだと、判断を見誤る可能性もあります。
「どうしてお金が増えたのか?」を説明できないと、事業の再現性もありません。
そうなると銀行も困ってしまいます。お金を貸そうにも説得力に欠けますから。
記録を写真で残すか動画で残すかの違いにも似ています(写真がBS、動画がPL)。
日常生活で言うと、体重計の数字が写真(BS)、日々の食事や運動の記録が動画(PL)です。
体重計の写真だけを見ても、本当の状態は分かりません。
BSの純資産がなぜ増えたのか、減ったのかを補足説明するものがPLです。
貸す側としては、PLで毎年利益が出ている会社のほうが貸しやすいものです。返済が、将来の複数年にわたることが前提にあるので。
決算日に潤沢なお金があることと、将来にかけてお金を稼げる力があるかどうかは、また別という見方を貸す側はするのです。
PLでは、収益と費用の2つに分類します。
収益は右側、費用は左側です。
仕事(案件A)を提供して10万円を請求すれば、売掛金10万円という資産がBSに出て、PLには売上10万円という収益を記録します。
仮に費用がゼロ円(コストがかからなかった)だとすると、差額の利益は10万円。この10万円はBSの純資産にプラスされます。
売掛金が10万円増えたのは、「案件Aの売上10万円があって費用がゼロだったから」と、補足説明ができます(実際はこのような利益率の高い仕事はそうそうないものまですが)。
簿記は、ゴールの決算書から逆算して学ぶと、遠回りすることも減ります。
まずはBSとPLの2つを眺めて、全体のイメージをつかんでいきましょう。決算書の読み方や、どこまでご自身でやるかの線引きは、ご相談いただくこともできます。
■編集後記
昨日は札幌市外で会計士業
日帰りでしたが紅葉なども楽しめました
(葉はだいぶ散りはじめていましたが)
夜はバイオのRe:4を少し
出だしのチェーンソーに苦戦…
■昨日の1日1新
・特別快速エアポート号で移動
■息子(12歳)
学校のインフルエンザの流行は、いったん落ち着いたようで
昨日は元気に通学
お友達とも再開できて楽しかったようです
(きのうの給食 674kcal:ソフトフランス、かぼちゃのクリーム煮、ツナドレサラダ、パンプキンババロア)
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